今回のブースのこだわりポイントは、まず流木で作られた風車です。ブースの装飾に動きを付けたくて開発された、ミラーボールを回すあれで作られた風車、ミラーボールも「おれを回さんかい」と言わんばかりの設計となりました(ミラーボール本体は回転されずに装飾となった）。流木で囲まれたブース内に動く流木が紛れ込んでいて生命を表現しました。

次のこだわりポイントは、かの有名なミッ◯ーを思わせる2本の耳のような針葉樹の葉、まさに阿吽像のような佇まい。さらに最近導入されたスポット照明により、暗くなってからもグルーブを感じさせる存在感。遠くからでも見えるただのコーヒーブースとは思わせない主張する２本の耳。全体的なフォルムがほぼ猫でした。

そしてこだわりポイントその３、それはブース内の配置、今回はお客さんを全員で囲みブースの中に入ってきてもらうことによって細かいこだわりを直に感じてもらうことを意識しました。左を向けばエスプレッソマシンが唸り、右を見ればドリップコーヒーのパフォーマンス。中央には注文口と受け渡し口があり、その向こう側にはまるでDJブースのようなセントラルキッチン(ここで注文されたコーヒーを仕上げる)、見上げるとプロジェクターで投影された幾何学な映像。アトラクションのようなブースになっていたと思います。

ブースに力を入れた甲斐もあり、フジロックエクスプレス(フジロックのwebメディア)にも取り上げられ、多くのお客さんにコーヒーを提供できたかなと思います。

さて、来年はどんなブースを作ろうかなっ♪